DashO ホームの構成
DashO™ Gradle プラグイン(Android 用)では、DashO ホームを特定できる必要があります。
インストーラーを使って PreEmptive Protection™ DashO for Android & Java を既定の場所にインストールした場合には、DashO Gradle プラグイン(Android 用)が使用すべき DashO バージョンを自動的に特定できるはずなので、通常は DashO ホームを構成する必要はまったくないはずです。
本プラグインの特定の DashO バージョンを検索対象にしたい場合は、dasho
クロージャの searchVersion
プロパティを使用します。
既定以外の場所に DashO をインストールした場合、またはその他の点でこのような動作の管理を行いたい場合は、追加の構成が必要です。 本プラグインが DashO ホームを検索する手順は、次のとおりです。
dasho
クロージャ内でhome
が設定されている場合は、それを使用します。dasho { home "/Applications/PreEmptive Protection DashO X.y/Contents/Java" }
Gradle プロジェクト プロパティ、
DASHO_HOME
が定義されている場合は、それを使用します。 このプロパティは、gradle.properties
ファイルに指定しておきますが、次のようにコマンド ラインで指定することもできます。gradlew -PDASHO_HOME=/Applications/PreEmptive\ Protection\ DashO\ X.y/Contents/Java \ build
プロジェクト プロパティの設定の詳細については、Gradle プロジェクトのドキュメントを参照してください。
Gradle 処理用の Java システム プロパティ、
DASHO_HOME
が設定されている場合は、それを使用します。 このプロパティは、次のようにコマンド ラインで指定することもできます。gradlew -DDASHO_HOME=/Applications/PreEmptive\ Protection\ DashO\ X.y/Contents/Java \ build
環境変数
DASHO_HOME
が設定されている場合は、それを使用します。インストールされている DashO を検索するための
searchVersion
がdasho
クロージャ内で設定されている場合は、それを使用します。dasho { searchVersion "{major}[.{minor}]" }
{major}
と{minor}
が両方とも指定された場合(例:10.2
)には、指定されたとおりのバージョンが本プラグインにより検索されます。{major}
のみが指定された場合(例:10
)は、直近にインストールされた{major}
バージョンが本プラグインにより検索されます。メモ:既定のインストール場所だけが検索されます。
既定のインストール場所から、DashO 10.x の最新インストレーションを検索します。