アップグレード
PreEmptive Protection™ DashO™ 11 では、新しいライセンスの使用に加え、新しい最小ラインタイム JVM が必要です。 この変更については以下でわかりやすく説明します。 変更点の一覧については、変更履歴を参照してください。
ライセンス
DashO 11 にアップグレードした場合、DashO を実行するためには、少なくとも 1 回は PreEmptive サーバーでライセンスが正しく検証される必要があります。 そのために、DashO では構成するアクティブなライセンスと、アクティブなインターネット接続が必要です。 このライセンスの検証で問題が発生した場合は、PreEmptive サポートにお問い合わせください。
メモ:
インターネット アクセスにプロキシの使用が必要な環境で DashO を使用する場合は、プロキシ設定を構成する必要があります。DashO のインストール ディレクトリにあるライセンス ファイルを使用する方法は廃止されました。
フローティング ライセンスへの移行については、PreEmptive にお問い合わせください。
Android 統合
DashO Gradle プラグイン(Android 用)統合を使用している場合、DashO 11 にアップグレードするときには、Gradle ビルド スクリプトで DashO 構成を更新する必要があるかもしれません。 DashO Gradle プラグイン(Android 用) v1.3.0(以降)は、DashO 11 の最新インストールを自動的に検索しますが、古いバージョンのプラグインでは DashO 10 の最新インストール バージョンしか検索しません。
お客様が、DashO がインストールされている場所を自動的に解決するプラグインを使用している場合、searchVersion
プロパティを設定して DashO 11
を検索するようにするか、ビルド スクリプトを更新して v1.3.0 以上を参照するようにします(例 com.preemptive.dasho:dasho-android:1.3.+
)。
DashO 11 がインストールされる場所の指定に関する詳細については、DashO ホームの構成を参照してください。
Java のシステム要件
DashO の実行には Java 8 が必要で、Java 7、9、10 では実行しなくなりました。
Java 11 を使用することを推奨します。
Java 8 での実行は将来的に廃止予定であるため、推奨しません。
インストーラーを使用している場合は、Java の適切なバージョンが含まれており正しく構成されます。
使用される Java のバージョンを DASHO_JAVA_HOME
で構成する場合は、Java 8 以上のバージョンであることを確認する必要があります。
その他の変更点
非推奨のプロパティ ${javaws.jar}
は、この jar が java の最近のバージョンから削除されたので、今後は自動的に展開されません。
プロジェクトにこの jar が必要な場合は、既定値を指定するか、$JDK_HOME
に基づいて定義する必要があります(${JDK_HOME}/jre/lib/javaws.jar
など)。
DashO v9.x からのアップグレード
この移行の詳細については、DashO v10 のアップグレードに関するドキュメントを参照してください。 Android プロジェクトで古い DashO Gradle プラグインを使用している場合、Android モードを使用するには、プロジェクトを更新する必要があります。