割り当てファイル リファレンス
Dotfuscator は古い名前と新しい名前を関連付けるために割り当てファイルを生成します。 割り当てファイルには、クラス、メソッド、およびフィールドの新しい名前が示されています。 名前を変更した後は、バグの追跡が困難になります。特に、メソッドのオーバーロードが非常に高い確率で発生するので、割り当てファイルが不可欠になります。
割り当てファイルは、増分難読化で使用するほか、難読化されたスタック トレースのデコードにも使用できます。 また、割り当てファイルは、名前の変更の全体的な効果に関する統計を提供します。
割り当てファイルの要素はいずれも非常に単純です。 以下に、注意する必要のある点を示します。
<newname>
要素がない場合、その項目の名前は変更されません。- 型名では、入れ子になったクラスの名前は "/" 文字で親と区切られます。
- コンストラクターには
.ctor
という名前が付けられますが、静的コンストラクター (静的初期化子、クラス コンストラクターなどとも呼ばれる)には.cctor
という名前が付けられます。 これらの名前が変更されることはありません。
追加情報については、下記の割り当てファイルの DTD 管理を参照してください。
dotfuscatorMap_v1.1.dtd
dotfuscatorMap_v1.1.dtd は、Dotfuscator によって生成、使用される名前変更割り当てファイルのフォーマットが記述されている DTD(文書型定義)ファイルです。 このファイルは、www.preemptive.com/dotfuscator/dtd/dotfuscatorMap_v1.1.dtd で参照できます。