このセクションでは、スタンドアロン GUI チュートリアルと同じ設定で、コマンド ライン インターフェイスを使用して難読化を行う方法を説明します。Dotfuscator のコマンド ラインに関する完全なガイドは、『Dotfuscator ユーザーズ ガイド』のコマンド ライン インターフェイス リファレンスを参照してください。
コマンド ラインから Dotfuscator を起動するには、次の構文を使用します。
dotfuscator [options] [configfile]
コマンド ライン オプションは、『Dotfuscator ユーザーズ ガイド』の「コマンド ライン オプションの概要」に詳しく説明されています。構成ファイルは、Dotfuscator の各種オプションを指定するための XML ドキュメントです。スタンドアロン GUI を実行して各種ダイアログに値を入力すると、構成ファイルに設定が追加されます。構成ファイルのすべての要素は、『Dotfuscator ユーザーズ ガイド』の「構成ファイル リファレンス」に記載されています。
以前に作成した構成ファイルを、コマンド ライン ツールで使用することができます。たとえば、スタンドアロン GUI チュートリアルの指示に従って作成された構成ファイルを使用するならば、コマンド ラインから次のようなコマンドを使って難読化を実行します。
dotfuscator Dotfuscator.xml
構成ファイルを使用せずに、コマンド ラインから難読化することもできます。なぜなら、ほとんどの構成オプションが、コマンド ライン スイッチでも設定できるからです。入力アセンブリを次のように指定するだけで、アセンブリを強力に難読化することができます。
dotfuscator /in:GettingStarted.exe
in
スイッチを使用すると、入力アセンブリのリストをカンマで区切って指定できます。out
スイッチを使って変更できます。mapout
スイッチを使って変更できます。前のセクションでスタンドアロン GUI に設定したオプションと同じ設定を使って、コマンド ラインから難読化プログラムを実行するには、次のようなコマンドを実行する必要があります。
dotfuscator /in:GettingStarted.exe /debug:on /v /enha:on
in
オプションを使用します。v
オプションを指定すると、Dotfuscator が "詳細な情報を表示する" モードで動作します。debug
オプションを指定すると、難読化された出力アセンブリに対してデバッグ シンボルが生成されます。enha
オプションは拡張オーバーロード誘導を有効にします。Dotfuscator ユーザーズ ガイド:
Dotfuscator バージョン 4.28.1.5015. Copyright © 2017 PreEmptive Solutions, LLC